こんにちは、中尾隼人です。

起業を考えていろいろ調べていくと、
必ずと言っていいほど事業計画書という壁にぶつかりますよね。
何十ページにもわたる難しい書類を作らなきゃいけない。
収支シミュレーションを細かく計算しなきゃいけない。
そんなイメージを持って、始める前からお腹いっぱいになっていませんか?
正直に言いますね。
これから初めて自分でお金を得ようとしている人に、
そんな立派な計画書は必要ありません!!
むしろ、最初から完璧な計画を立てようとすると、
頭がガチガチになって動けなくなってしまいます。
大切なのは、立派な書類を作ることではなく、
自分の中に眠っているアイデアを外に出してみることです。
今回は、A4用紙たった1枚で始められる「ゆる起業のススメ」についてお話しします。
計画書に時間をかけるのは逃げかもしれない
厳しいことを言うようですが、多くの人が計画書作りに時間をかけすぎてしまいます。
なぜなら、机に向かって文字を書いている間は、失敗するリスクがないからです。
「今はまだ準備中だから」という言い訳ができるので、安心してしまうんですね。
でも、ビジネスは外に出て、誰かとお金やサービスのやり取りをしない限り
一歩も進みません!
頭の中で考えた100点の計画より、実際にお客さんと話して得た1点のヒントの方が、何倍も価値があります。
だからこそ、書類作成に何週間も費やすのはやめましょう。
計画は、30分くらいでサッと書く。
あとの時間は、どうやってお客さんと出会うかを考えることに使う。
この「ゆるさ」こそが、フットワークの軽さを生み出します!


用意するのはA4用紙1枚とペンだけ
では、そのA4用紙に何を書けばいいのでしょうか。
書くべきことは、たった3つだけです。
一つ目は「誰の、どんな悩みを解決したいか」です。
具体的な誰かを一人思い浮かべてみてください。
その人が抱えている困りごとを、あなたの言葉で書くだけで大丈夫です。
二つ目は「自分は、どうやってその人を助けるか」です。
あなたが提供できるサービスの中身ですね。
難しい専門用語はいりません。
「こうしてあげたら、あの人は喜ぶだろうな」というイメージを書き込みましょう。
三つ目は「それをして、いくらいただくか」です。
ここを曖昧にすると、ただのボランティアになってしまいます。
最初は自信がなくても大丈夫です。
まずは自分の中で「これくらいなら納得できる」という金額を一つ書いてみてください。
この3枚の柱さえ決まれば、もうビジネスの骨組みは完成です。



余った余白には、いつまでに最初の一歩を踏み出すか、という自分への約束でも書いておきましょう。
「ゆる起業」は失敗のダメージをゼロにする
なぜ私が「ゆる起業」を勧めるのか。
それは、もしそのアイデアがうまくいかなくても、すぐにやり直せるからです。
何十時間もかけて作った計画が外れると、心はポッキリ折れてしまいます。
「あんなに頑張ったのにダメだった」と、再起不能になってしまうこともあるんです。


でも、30分で作ったA4用紙1枚のアイデアならどうでしょうか。
「あ、このやり方は違ったな」と、すぐに新しい紙を取り出して書き直せますよね。


起業は一発勝負のギャンブルではありません。
小さなテストを何度も繰り返して、自分だけの正解を見つけるゲームです。
ゆるく始めるからこそ、何度でも挑戦できるし、最終的に成功する確率が上がるんです。
立派な言葉より、あなたの体温が伝わる言葉を
計画書を作ろうとすると、ついつい「市場のニーズを分析した結果……」なんて、よそゆきの言葉を使いたくなります。
でも、そんな冷たい言葉にお客さんは惹かれません。
A4用紙に書く言葉は、あなたが友人や大切な人に語りかけるような、体温のある言葉にしてください。
「こういうことに困っている人の、力になりたいんだ」
「私のこの経験を、あの人のために役立てたい」
その素直な想いこそが、あなたのサービスの魅力になります。
難しい理論を並べるよりも、あなたの情熱がこもったメモの方が、ずっと人を動かす力を持っています。
自分が書いた紙を読み返して、「よし、これなら自分もワクワクするぞ」と思えたら、準備は完璧です。
走りながら、紙を書き換えていく
一旦走り始めたら、そのA4用紙はどんどん汚していってください。
- 実際にお客さんと話してみたら、思っていた悩みと違ったかもしれない。
- 価格が安すぎたかもしれない。
- もっと喜ばれるサービスを見つけたかもしれない。
そのたびに、紙の内容を二重線で消して、新しい気づきを書き込んでいきましょう。
そうやってボロボロになった1枚の紙は、どんなに立派な計画書よりも、あなただけの貴重な財産になります。
完璧な地図を持ってから出発しようとしないでください。


歩きながら自分で地図を描いていくのが、
大人の起業の醍醐味です。
今日、1枚の紙を前に座ってみませんか
起業は、決して特別な人のためのものではありません。
今の生活を少しだけ良くしたい。
自分の力で誰かを笑顔にしてみたい。
そんな素朴な願いから始まっていいんです。
その白い紙にあなたの想いを書いてみませんか?
そこから、あなたの新しい人生が動き始めます。
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