ビジネスモデルが頭の中で構築できればほぼ成功
先日、友人の紹介から縁が繋がってお会いした通販コンサルタントでいくつものプロモーションを実践されて来た方と数時間お話しさせていただいたのですが、その時に教えてもらった言葉がとても面白かったんでその時の話をしたいなと。1990年代の半ばぐらいから通販に携わられている方で、ネットショッピングに関してはパイオニアと言ってもいい僕たちの大先輩。そんな方の口から出てきた言葉がダン・ケネディと同じような感じだったので印象深いなと。。。
成果を挙げている状態が人間のデフォルト
その人から教えてもらったことは、そもそもすでに成果を挙げている状態が人間のデフォルトだってこと。ある意味でナポレオン・ヒルの思考は現実化するや、全世界で2000万部以上売れているザ・シークレットの引き寄せの法則のような話かもしれませんが、成果を挙げている未来はすでにあるっていう考え方。。。
こういう話をすると、ちょっと胡散臭いなぁとかスピリチュアルな話として敬遠される人もいるかもですが、この成果を挙げている状態をデフォルトとする考え方自体は実は大昔から人間が自然とやってきたこと。
成果を上げれないかもと思って行動をしてない人がとても多いし、成果を上げている人は特別な人と思っている人も多いんじゃないかなと。なので逆に成果を上げてない状態の方が特別なんだってことを知って欲しい訳です（笑）
すべてのものは2度つくられる
ちょっと解説すると、すべてのものは2度つくれるとされてます。例えばあなたの周りにあるパソコンも電車もビルであっても2度つくられているっていう考え方です。
「は？どういうこと？」
となりそうな話ですが、1度目は誰かの頭の中で創られていて、2度目に実際に造られているっていう話。大昔の人が飛行機というものを創造した時、きっと頭の中で思い描いた。そして大空を飛ぶ鳥のように人間も飛べたらいいなと考えて、その姿を真似て飛行機の原型をイメージした。その頭の中のイメージを設計図という形におこして、それから実際に飛行機を造っていったと。それはパソコンも電車もビルでも同じことで、元になっている設計図は頭の中で行われた1度目の創造を誰もがわかる形で書式化したものです。今ならコンピューターの中で3Dを使って設計してシミュレートして、それから実物を造るという感じかもしれませんが、頭の中で1度創られたものが現実の世界で再び造られているというのは変わってないはず。。。誰も頭の中でイメージしていないのに、どこからともなく現実世界に物質が現れるなんてことはない（笑）
1度目はビジョンで創る
これをビジネスに置き換えて考えると、経営理念においてビジョンというのが重要視される、そのビジョンというのが1度目の創造になる訳です。あなたの頭の中にあるイメージを言語化して誰もがわかる形で文書化するってのが経営理念で言うところのビジョンなんですが、そのビジョンが具体的であればあるほど実現の可能性が高くなるというのは多くの人が認識してるす。
成果を挙げている状態が人間のデフォルトというのは、このビジョンがもう決まった未来として信じているという事になる。
ビジョンを信じているか？
成果を出すことができていない人達の多くは、このビジョンが抽象的で不明確であることが多い。「お客さんはどれぐらい欲しいんですか？」と聞かれても「多ければ多いにこしたことはないですね。」とか言っちゃう（笑）売上は？利益は？従業員数は？と聞いても回答は皆同じで「多ければ多いほうがいい」とか「イメージできません」とか、そういうレベルにあるうちは実現しないと思っていい。なぜなら、本来頭の中で創るべき1度目の創造が行われていないから。決まった未来がすでにあるって信じることができてないなら、、、その成果が本当になることはないでしょう。。。
誰もが成果は手に入れられる
こうなってくると成果を挙げるのにやることはとてもシンプルで、まずは成果が挙がるのは人間のデフォルトなんだと信じることです。そう信じられれば頭の中で1度目の創造を本気でやろうと思うはず。どんな未来になるかというビジョンが描くことができたら、、、あとはやるだけ（笑）
もう1度目の創造は終わってるので、2度目の創造が行われるのを待つ・・・っていうか自分からやらないとです。ダンは「腕まくりしてせっせと働け」なんて言ってましたけど、つまるところ成果が出ないのはやってないだけなので、とにかく行動に移せってことです。
ここで面白い事実なんですが、実は多くの人が収入に関しては明確なビジョンを持っている場合が多い。年収1000万円を超えたいとか、ちょっと頑張っている人は年収3000万円とか1億円とかを見てるでしょうか。。。どうでしょう？あなたにもありませんか？収入の明確なビジョンです。もしあるなら、それがあなたの決まった未来でデフォルトの状態。それを信じて進めるか、胡散臭いと捉えるか・・・答えは簡単。信じて「腕まくりしてせっせと働け」です（笑）諦めることはいつでもできるでしょって事。
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