収益性の高いビジネスの作り方8つのポイント

独立起業して働くということは、自分自身で収益を生み出すことを意味します。もちろんスタートアップ時期から右肩あがりに成長できれば良いのですが、多くの起業家がこの時期に大きな苦戦を強いられます。

なぜ、最初から苦戦してしまうのか？それは、なんらかの原因で収益を上げ続けることが出来ていないから。お金が手元に入らない・残らない状況が続くと…

こんな風に、起業した当初は想像もしなかった楽しくない毎日に突入してしまいます。今回は起業スタートアップ時期がそんな悲劇にならないために、収益性の高いビジネスの作りかたを8つのポイントに分解して紹介したいと思います。

ポイント1. 市場調査を行う

現代の経営者にも多大な影響を与えている古代中国の「孫子の兵法」。その中に「勝負は勝てる状況を作ってから挑む」という節があります。ビジネスも全く同じ。始める前に、その業界や市場について調べることが重要です。

競合他社がどのような商品やサービスを提供しているか、需要と供給がどの程度あるかなどを把握することで計画に活かします。

いくら流行りの儲かるビジネスがあったとしても、自分が好きでもなく、得意でもないビジネスは一時的な収益にはなるかもしれませんが、結局長続きしません。

自分が得意なことや好きなことをビジネスに取り入れることで、自分自身がモチベーションを持ってビジネスを進めることができます。また、その分野においての専門知識や技術がある場合、他社よりも競争優位性を持つことができます。

商品やサービスがいかに素晴らしいものであっても、その存在を知ってにらわなければ売れません。自分のターゲットにどんなメッセージを書けば、そしてどの媒体に載せれば届くのか？

多くの起業家がこのポイントを軽視しがちです。起業してから着手するようでは、その間の収益がゼロになってしまいます。最初の段階でこのレベルまでしっかり計画に盛り込むようにしましょう。

ビジネスを始めたら、継続的に改善を行うことが成長の鍵になります。顧客の要望や反応を聞き、商品やサービスの改善点を見つけ出し、改善することで、ビジネスを成長させることができます。

収益性が高い儲かるビジネスとは、最初から完璧に進むことはめったにありません。これらのポイントを押さえて、PDCAを回すことでやればやるほど儲かるビジネスに育て上げることが出来ます。

ビジネスをスタートする際は、小規模で始めることをおすすめします。低コストでスタートできるようなビジネスモデルを採用することで、失敗リスクを軽減することができます。また、小規模であれば、顧客からのフィードバックを実際に受け取りやすく、改善することができます。

起業＝融資　や　起業＝投資してもら　というイメージもありますが。最初は小さく始めて、手応えを感じてから拡大する流れの方がメンタルも健康でいられます。

顧客が求めているものに合わせた商品やサービスを提供することが重要です。顧客が欲しいと思っているものを提供することで、顧客満足度が高くなり、リピート率が上がります。

どうしても「このサービスこそが顧客のためになる！」と自分が売りたいもの作ってしまいがちですが、大事なことは「顧客が本当にそれを今、必要としているのか？」。

理解してもらうために長い説明が必要だったりすると、それだけ売るまでのプロセスが長くなってしまいます。

ビジネスを始める前に、ビジネスプランを作成することが必要です。ビジネスプランには、ビジネスの概要や目的、財務計画、戦略などを記載し、ビジネスの方向性を明確にすることができます。

「自分の頭でイメージできてるから大丈夫！」ではなく、言語化して視覚化することで、「あれ？このアイデアって辻褄があってないぞ…」とか「書きだしてみたらなんかチグハグなプランだな」と感じ方が変わってきたりする場合があります。

ビジネスを成功させるためには、経営者としての能力を向上させることが必要です。ビジネスに必要なスキルや知識を学び、経営者としての視野を広げることで、ビジネスを成長させることができます。

ここで大事なことは「今必要なスキルを向上させること」です。「いつか必要なるかもしれないから念の為勉強しておこう」は高い確率で役に立ちません。

勉強していると「頑張っている感」がして満たされますが、お金は生み出しません。大事なことは今必要なことを最短で習得することです。

以上８つポイントを参考に、自分に合った収益性の高いビジネスを作り上げてください。