広告の知恵袋vol.3:あなたの広告は見込み客に届いていますか?
皆さんこんにちは、中谷です。
突然ですが問題です!
Q.あなたが日々、日本で生活していてどのくらいの広告消費をしているかご存知ですか?
(広告消費というのは、あなた一人に年間使われている広告費のこと)
チクッ!タクッ!チクッ!タクッ!これなかなかテキストで伝わりにくいですがThinkingTimeのイメージです。
A.年間広告消費額は370万円程度だと言われています。あなた一人分の額になるのですがこれは普通に過ごしていたら全く意識はしない数字です。
では次の問題です。
Q.あなたが1日過ごして入っている中で残っている記憶は何%あると思いますか?
チクッ!タクッ!チクッ!タクッ!もうわかりますね。ThinkingTimeです。
A.答えは0,02%と言われています。
何が言いたいのか?あなたの広告は常に競争と、人間の記憶というものとの勝負になっているということです。広告出しているけどなかなか反応がないよね?ということであれば、見込み客に無視をされているか、記憶にとどまっていないということを考えないといけない訳ですね。
おー怖いですね!
何100万も使って広告してもほとんどが無視されて、ほとんどが記憶に残っていないということになります。企業によっては数億円を垂れ流していることになります。
あなたの広告の注目度を上げる方法
でも逆に言えば、この大きな2つの障害を超えることができればあなたの広告はとても有効になるということです。
1、無視される、注目されない
これを防ぐために、自分たちの見込み客は何に注目するのか?ですね。あなたは朝起きて鼻の頭に吹き出物ができていた状態で、TVのニュースを見ていてとても大きな火事が起き、多くの自然が失われたというものだったとしたら、鼻のデキモノとニュースの出来事でればどっちが気になりますか?
おそらく鼻の頭にできたデキモノではないかと思います。そうなのです、人は自分に興味があるということを忘れてはいけません。人が注目することは自分のことなのです。もちろん他の要素もありますが、それはまた後日。
では、その広告を見込み客が自分のこととして注目するように作ればいいですね。子供がなかなか野菜を食べてくれない・・・とか言われてもこれではなかなか自分ごとまではいかないですね。
子どもが野菜を食べないと実家に行ったときに「姑」にいびられる、、、それは絶対に嫌などと言われたらどうですか?少し自分ごととして近づきましたかね?そういう工夫をして広告を自分ごとに近づけてあげる必要があります。
2、記憶に残らない
戦略に関することでポジショニングという概念があります。いかに自分のビジネスを短く伝えることができるか?というものです例えば、自動車メーカーのボルボというものがありますが、それのイメージはどういうものでしょうか?
おそらくラグジュアリーとかスポーツカーで早いみたいなイメージを持つ人はいなくてほとんどの人が、安全性の高い車の印象があると思うのですが、それがボルボのポジショニングですね。こうやって自分の商品を安全性の高い車を求めている人たちに、伝えていくことがとても大切というもの。安全性を求める例えば、大切な妻に軽ではなく子供の送り迎えをしてくれるから安心な車に乗って欲しいと思っている旦那さんにはとても記憶に残ってもらいやすい訳ですね、、、
こういうポジショニングを自社の商品に紐づけて考えていければ、あなたの広告はとても記憶に残りやすいものとなっていきます。
P.S.あなたはどんな広告で見込み客の頭の中を占領しますか?