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広告の知恵袋vol.7:価値は人によって変わる?


商品の価値

こんにちは、中谷です。

えーっこんなものに2万円も出すの?

信じられない光景が会社で繰り広げられていました。
弊社のスタッフでオタク気質なプログラマーで、普段はとても質素な生活をしていて財布の中にいつも1000円も入ってない人がいます。それが発覚したのは、僕が家に財布を忘れてランチ代のお金を借りようと思って声を掛けたところ、1000円貸すお金がないですよと言われて初めて気づいた感じでした。

40歳を過ぎて3人の子持ちでもそんな感じなんで、『何で財布にお金入れないんですか?』と聞くと逆に『何にお金そんなに使うんですか?』と聞かれたほど。

彼はもう20年近く付き合っていますが僕の前で怒りを見せたことがほとんどありません。でも1度だけ怒っている姿を見たことがあるのですがそれは、人からもらったバットマンのフィギアにマントがなかったことでした・・・・確か38歳くらいの時だと思います。

何でバットマンにマントがないって!!おかしいだろっ!!と少し声を荒げていました。

そんな彼が2万円も出して購入したもの。ご察しの通り、仮面ライダーのフィギアでした。しかもそのフィギアの顔に自分の写真を埋め込めるという代物。。。
こんなんに2万円も出すなら、それ我慢して常に財布に2万円入れてて欲しい。

本当に人の価値観はそれぞれだなと感じます。

商品の価値は、誰に向けるかで大きく変わる

あなたの売っている商品も同じ。例えば、砂漠の真ん中で迷った人がいて、もう喉もカラカラになり死にそうな時あなたは偶然通りかかり、水を売って欲しいと頼まれたとします。

Q.その水の価格はいくらで販売しますか?
おそらくその人の資産が多ければ多いほど、その値段は高くなるはずです。

100万円持っている人には50万円でも売れるでしょうし、100億持っている人には20億でも売れるはずです。実際はどうかわかりませんが、、、しかし、その人の資産や立場が分からなければどうにもなりませんね。

ここで大切になってくるのが、リサーチなんですね。その人が本当に大切にしている価値観や、その人がどんな人か分かっていれば、売り手側はとても優位にことを進めれるはずです。

でもビジネスをする時は、このリサーチをする人はほとんどいません。中小企業の経営者に今ままで2500人以上お会いしてきてビジネスのお話をしてきましたが皆無と言っていいほど、この情報を持っていませんでした。

本当はあなたの商品の価値をもっと高く思っている人に、販売すれば高い利益が取れるかもしれないのに、そのチャンスを逃していますね。

あなたはリサーチちゃんとしていますか?

P.S.そんなことはどうでも良いから、誰か自分の商品を安く買ってくれと思っている人はいないと思うのですが、、、、

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